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【がん治療専門医への質問2】胃がんの術後2年経過。腫瘍マーカーが少し上がり、AICPLUSを減らすのを迷っています。
【がん治療専門医への質問】

2年前に胃がんで胃の全摘手術をしました。以後、再発防止のためにAICPLUSを毎日6本飲んでいます。11月から(術後2年で抗がん剤の服用も終わる)3袋に減らそうかと思っていました。しかし、先日、病院での血液検査の結果、腫瘍マーカーが5.1(これまでは3.1前後でした)に上がっていました。主治医は「5以下がよいが、内視鏡の検査結果や胸部と腹部のCTも異常はないので大丈夫でしょう。血液検査は1月にしましょう。」とのことでした。
腫瘍マーカーが上がり少し心配で3袋に減らすのを迷っています。ご意見をお聞かせ下さい。



【がん治療専門医からの回答】

腫瘍マーカー(多分CEA?)が今まで3前後のものが5.1に上がっても経過をみないと、これが再発の徴候かどうかわかりません。1~2ヶ月おきに測定して腫瘍マーカーが上昇する傾向にあるのであれば再発の可能性があります。内視鏡やCTは目で見える大きさにならないと診断できないので、これらの検査で異常がなくても安心はできません。

現時点では、再発かどうか断定できませんので、再発予防のためにできることを実行するしかありません。アガリクスで免疫力を高めることも再発予防には効果があるのですが、これで100%安心できるわけではありません。減らさなくても、がんの増殖速度が早いときにはアガリクスだけで再発を防ぐことはできないことも理解しておいて下さい。

6袋を飲んでいたものを3袋にしたからがんの再発が促進されるという根拠はありません。多ければ効果は上がると思いますが、個人差もあるので、6袋と3袋でどの程度の効果の違いがあるのか判断は難しいことをご理解願います。

もし、減らすことによって心配や不安があるのであれば、減らさないで続ける方が良いかもしれません。再発が明らかになったとき後悔するからです。経済的負担のための苦労の方が大きいなら減らすことも仕方ありません。つまり、医学的な問題と経済的問題は別次元の問題となりますので、どちらを選ぶべきかは、医者の立場からはコメントできないことをご理解願います。

銀座東京クリニック  院長 福田一典







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銀座東京クリニック院長
福田一典

昭和53年熊本大学医学部卒。
熊本大学医学部第一外科、鹿児島県出水市立病院外科勤務を経て、昭和56年から平成4年まで久留米大学医学部第一病理学教室助手。
その間、北海道大学医学部第一生化学教室(昭和59年~60年)と米国バーモント大学医学部生化学教室(昭和63年~平成3年)に留学しがん(癌)の分子生物学的研究を行なう。
がん(癌)関連の著作多数。


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